良質な睡眠 | アルコール依存症じゃないけど酒をやめたい!

  1. 自己破産から覚醒までの物語
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7. 五ヶ月でスリップ(断酒挫折)

 

仕事の達成感が連れてきた飲酒欲求

ところが断酒して5カ月ほど経ったある日のことです。仕事で満足のいく成果が得られた日の晩にふと飲酒欲求が湧き上がってきたのです。過去にこのような達成感のあった時は仲間内で打ち上げがあったり、一人で祝杯を上げたりしていたときの感覚がよみがえってきてしまいました。普通に生活している時は何も感じなかったのに仕事の達成感に引きずられて突然「飲酒したい!」という感覚に支配されてしまったのです。

最初は思いとどまりました。「5カ月間断酒した時間を無駄にしてはいけない」「覚醒が少しずつ始まりかけているのにもったいない」と心の中に葛藤が浮かんでは消え、消えては浮かびしているうちに他のことが考えられなくなってしまいました。

 

気がついたらコンビニの前に

こうなってしまうと「しょうがない今日は飲もう・・・でも今日だけだぞ」という自分でも信じられない言葉に論破されてとうとうコンビニへ来てしまいました。もう抵抗する自分はいません。冷えた白ワインを買った私は「今日はしょうがない」「君は良くやったよ」「どっちみちこのままじゃ眠れないし」と自分の選択を肯定する言葉が頭の中に次々と浮かびました。

翌朝は久々に胃の重たさを感じながら目を覚ましました。夜中にトイレへ何回も行っています。いつもは朝からスッキリとしていた頭もどんよりとしています。パソコンの文字もにじんでよく見えません。「飲んでいた頃ってこんな感じなのか〜」と改めて他人の体に入ったような感覚を覚えました。

「もう絶対に酒はいやだ」確かに日中はそう思っていました。しかし夜になるとまた飲みたい感覚が全身を包むのです。体内に残っているアルコールがアルコールを呼ぶのでしょうか。その晩は何とか思い留まったのですが翌日は缶チューハイを飲んでしまいました。

 

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「酒さえ飲まなければいい人」と噂されるようになったらアルコール依存症の一歩手前まで来ているかもしれません。私の様に飲酒後の行動を思い出せないほど飲み過ぎるのは先天的な「飲酒不適合者」の可能性を疑ってください。 取り返しのつかない過ちを犯す前に生活習慣を見直した方が良いと思います。しかし人間にはホメオスタシスが備わっていますから簡単には習慣を変えられません。思考で習慣を変えるのではなく行動で習慣を変えた方法を無料メルマガで配信しています。

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