
A. アルコール類のテレビコマーシャルを見てはいけない
アルコール類のテレビコマーシャルは本当によく制作されています。何気なく見ているだけでも簡単に潜在意識を持っていかれます。気がついたらアルコール類のショーケースの前に立っていたということもあります。
アルコール類のコマーシャルが始まったら目を閉じましょう。映像を見ないだけでもだいぶ違います。耳をふさぐともっと効果的でしょう。同様にアルコールが出てきそうなドラマや映画も見ないことです。
意志が強い弱いの問題ではありません。生理学者イワン・パブロフの実験によって発見された条件反射(パブロフの犬状態)に関する生理的機能を利用されないようにするためです。度々断酒に挫折するようであれば一切テレビを見ないことです。
B. 家の中からアルコール類をなくす
冷蔵庫の中の缶ビール・ワイン・缶チューハイやフードストックの日本酒・焼酎や飾ってあるウイスキーなどの家庭内にあるアルコール類は全て処分します。
ご近所や友人に配るか「ヤフオク!」に出品するなどして環境からアルコールの存在を消します。突然「飲酒欲求」が起きても簡単に挫折しないようにするためです。
C. 必要なとき以外はコンビニへ行かない
断酒を意識したことがない方は気にしないと思いますがコンビニのアルコール類は断酒上級者でも簡単に潜在意識を持っていかれるくらい絶妙に陳列されています。
立ち止まってショーケースの中の缶チューハイをじっと見つめてしまったら数秒後にはガラスの扉に手をかけていることでしょう。
そのとき反対側の棚にはおつまみ類の袋がつい買ってしまうような絶妙な価格でぶら下がっているのです。断酒を決意したら絶対に酒類エリアに近づいてはいけません。
D. スーパーの酒類売り場には近づかない
スーパーの酒類売り場はコンビニほど潜在意識を持っていかれることはありませんが特売には気をつけなくてはいけません。
通常は1,280円で販売されているチリ産のワインが980円で特売されているようなときは「やっぱり断酒はこれを飲んでからにしよう」というささやきが聞こえてきて簡単に挫折します。スーパーへ行っても酒類売り場には近づかないようにしましょう。
また、スーパーの駐車場に軽トラックで出張販売にきている焼き鳥屋にも注意が必要です。風の方向によっては焼き鳥の臭いをもろに嗅いでしまうと自分が断酒していることをあっさりと忘れてしまいます。
E. 飲み会に参加しない
断酒が定着してくると酒は飲まないけど飲んでいる雰囲気が好きだから飲み会に烏龍茶で参加しようとする人も出てきます。しかし私はお薦めしません。
たとえ烏龍茶しか飲まないで帰って来れたとしても仲間が飲んでいるイメージが潜在意識に焼き付いてしまいます。そうなると帰宅後に挫折してしまうこともありますから、自信があっても飲み会には参加せずに人生にとって有意義な時間を過ごしましょう。
F. 知識をつける
断酒を始めたら、ネットや書籍で「アルコールの人体に対する影響」や「アルコール依存症の実態」などの記事を定期的に読むようにします。特にインターネットには一般の人でも理解できるようにわかりやすく解説した記事が多く公開されています。厚生労働省や大手酒造メーカーのホームページもたいへん参考になります。
A〜Eは潜在意識に影響を受けないようにするための対策です。「自分は酒を飲まない人生を選択したんだ」という信念をもつことも大事です。自分の顕在意識と潜在意識の両方を管理して初めて断酒が継続できるのです。
(つづく)
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「酒さえ飲まなければいい人」と噂されるようになったらアルコール依存症の一歩手前まで来ているかもしれません。私の様に飲酒後の行動を思い出せないほど飲み過ぎるのは先天的な「飲酒不適合者」の可能性を疑ってください。 取り返しのつかない過ちを犯す前に生活習慣を見直した方が良いと思います。しかし人間にはホメオスタシスが備わっていますから簡単には習慣を変えられません。思考で習慣を変えるのではなく行動で習慣を変えた方法を無料メルマガで配信しています。
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