良質な睡眠 | アルコール依存症じゃないけど酒をやめたい!

  1. 自己破産から覚醒までの物語
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32. アルコール性多重人格症について

人は変われません。相手を変えることもできません。人は相手を変えようとしたり、自分を変えようするとストレスを溜め込みます。夫(妻)や恋人を変えようとすれば喧嘩になります。では断酒して「気分が落ち込まなくなった」「行動的になった」「人を許せるようになった」という変化はいったいどういう訳なのでしょうか。それは変わったのではなく元の自分に戻ったのです。毎日飲んでいたときのあなたは、アルコールによって別の人格になっていたのです。

【人格A:元の人格】
・物事に対する偏見がなくニュートラル。
・生きる意欲がある。
・行動的。体を動かすことが好き。
・他人を許せる。
・他人を思いやれる。
・夏休みの小学生のように起床できる。
・辛抱強い。長続きする。
・好奇心がある。
・人とのコミュニケーションに負担を感じない。
・整理整頓ができる。
・正直である。
・その他

【人格B:飲酒するようになってからの人格】
・偏見に満ちている。
・自暴自棄
・飲酒以外は面倒臭いと感じる。
・他人を許せない。人を変えようとする。
・他人に興味がない。思いやりがない。
・朝起きられない。いつも疲れている。
・何をやっても三日坊主。
・あきらめがち。「ど〜せ」が口癖。
・リアルなコミュニケーションが苦手である。
・だらしない。
・嘘をつく。
・その他

【人格C:社会性が崩壊した人格】
・攻撃的
・暴言を吐いて暴れたりする。
・羞恥心が無い。
・ルール無視。(飲酒運転・暴行など)

このサイトを読んでいる方の元々の人格は「A」です。もし現在人格Bだとしても元々が人格Aの人でないとこのサイトに辿り着けませんし、辿り着いたとしても読まないはずです。お酒を覚えたばかりの頃は飲酒しても直ぐに人格Aに戻れますが10年・20年・30年と常飲しているうちに人格Bから元に戻れなくなってしまいます。そして布団を被りたくなるような恥ずかしい大失態をやらかしてしまったのに覚えていないときは人格Cになっていたはずです。

毎日お酒を飲んでいればずっと人格Bの状態で生きています。同じ地球上で暮らしていても人格Aは天国に感じますが人格Bは地獄に感じています。人格Cのときは動物になっていますので何も判断できません。つまり人は変われませんが断酒して毎日が楽しくなったというのは人格Bから元の人格Aに戻ったということです。人間という生き物は元々人格Aでないと淘汰されてしまう動物です。

現代人が人格Bでも生きて行けるのは社会インフラや文化という財産を人類の先輩達が築いてきたからであって、もしそれが無かったとしたらやる気の無い動物はのたれ死んでしまいます。人格Bが常態化すると10代の頃に抱いた夢は諦めてしまい、体を動かすことすら面倒になりますが人格Aに戻ればやりたい事が次から次へと生まれてきて時間が足りなくなるでしょう。

 

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「酒さえ飲まなければいい人」と噂されるようになったらアルコール依存症の一歩手前まで来ているかもしれません。私の様に飲酒後の行動を思い出せないほど飲み過ぎるのは先天的な「飲酒不適合者」の可能性を疑ってください。 取り返しのつかない過ちを犯す前に生活習慣を見直した方が良いと思います。しかし人間にはホメオスタシスが備わっていますから簡単には習慣を変えられません。思考で習慣を変えるのではなく行動で習慣を変えた方法を無料メルマガで配信しています。

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