良質な睡眠 | アルコール依存症じゃないけど酒をやめたい!

  1. 自己破産から覚醒までの物語
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15. 「魔が差す」の研究(その2)

最初に断っておきますが私は医者でも研究者でもありません。人の体内で起きている現象をモニターしながらデータを記録できるような研究施設も持っていません。従いましてお伝えできるのはあくまでも「断酒、禁煙、断食、瞑想」を20年以上に渡って自分を被験者として取り組んで導きだした私の主観的な考えです。(断食時には体組成計でデータを記録しています)

しかしながら研究者でないからといって私の取り組んできたことをこの場でお伝えすることが決して無駄になるとは思いません。例えが飛躍しますが第二次世界大戦を研究している研究者の論文を読むだけではなく実際に戦争を経験した方の話を聞く事はとても重要であると思うからです。私の経験が世の皆様のために役立てれば幸いだと考えております。では本題に入ります。あるとき私は、「精神の品質管理」というキーワードに辿り着きました。

精神の品質管理=脳の品質管理=体の品質管理=人生の品質管理

2015-5-12現在ネットで「精神の品質管理」と検索しても大手自動車メーカーのサイトを筆頭に工業製品の品質管理に関する情報がずらりと並んでいますので多分そういう考え方は今までなかったのかもしれません。

まず「精神の品質管理」をしていない状態から説明します。例えば雑草の生い茂った荒れ地を想像してください。これが「精神の品質管理」をしていない人のメンタルだとします。「精神の品質管理」をしていないのに自己啓発を受けたり何かに感化されたりして新しいことを始めるのは雑草の生い茂った荒れ地で野球をやるのと同じではないかと気づいたのです。

ホームベースは地中に埋まり、ファーストベースはススキに隠れ、ピッチャーマウンドは薮の中という状態で野球を始めたらどうなるでしょう。辛うじてベンチからバッターボックスまで辿り着けたとしても闇雲にバットを振り回すことくらいしかできません。薮の中から投げられたボールにまぐれで当てられたとしても何処へ駆け出していいのかもわかりません。

やはり雑草を取り除いて平に整地してから真っ直ぐなラインを引いた上に各ベースを置いて初めてまともな野球ができるのではないでしょうか。人生においても自分の精神をこのグラウンドのように管理していないのに何か新しいことを始めるのは目標(ホームベース)に辿り着けないことを意味しています。つまり「ダイエットが続かない」「資格の勉強も続かない」「貯金できない」「酒がやめられない」「タバコがやめられない」というのは「精神の品質管理」をしていないからだと考えたのです。

ですから何か新しいことを始める前には「精神の品質管理」が必要だと思います。「精神の品質管理」を習慣にしてしまえば野球場をサッカー場に変えたり、あるいはコンサート会場に変えたりしてどんどん新しいことが出来ます。「精神の品質管理」が出来ているベストな状態とはグラウンドキーパーが毎日整備し続けたことによって芝や土の状態が良くなっていてゴミが一つも落ちていない状態が維持されている競技場だと思ってください。

では精神をそういう状態に近づけるにはどんな方法があるのでしょうか。私の経験では20数年前に出会った「瞑想」が一つの答えであると確信しております。私は20数年前にある書籍を読んだ事がきっかけで瞑想センターに通い始めました。ポール・マッカートニーさんやクリント・イーストウッドさんも同じ教義の瞑想を50年近く続けておられます。しかしこのホームページは特定の流派の宣伝サイトではありませんし、座禅でも同じ効果があると考えていますので団体名を記載することは差し控えたいと思います。

瞑想している状態がどんな状態であるかは瞑想してみないとわかりません。実際に初めて瞑想してみると様々な想念が次々に湧き起こってきて瞑想に集中できていない自分に気づくと思います。これが荒れ地に雑草が生い茂った状態です。「頭の中が整理されていないと感じる」「物事に集中できない」「幸せになりたいけど何から手を付けてよいのかわからない」というような方は薮の中で先も見えずにさまよい歩いているような状態なのかもしれません。

しかし瞑想が上達してくると数十秒とかからずに至福に包まれたような精神状態に到達できます。至福に包まれたような状態を言葉で説明するのは難しいのですが、例えばあなたは眠くなってウトウトしてしまったときについ首が「コクっ」となってしまった経験はありませんか? あの首が「コクっ」となる直前の瞬間が至福の状態に似ているのではないかと言われています。その瞬間の繰り返しが精神を全ての雑念から解放しながらグランドを平に……平に整地していくのです。

私が「精神の品質管理」の一つとして瞑想を強く推薦する理由は過去に飲酒習慣に戻ってしまった状態で瞑想した時に明らかな脳波の乱れを自覚して集中できなかったという経験があったからです。そこで私は「飲酒は瞑想を妨げる」ことに気づき、反対に「瞑想に集中できるのは断酒時である」、さらに「瞑想を続けることによって精神の品質が管理できる」、結果「断酒が継続できる」という法則を導き出したのです。

私も瞑想を始める前は瞑想をやったとが無い方と同じように瞑想の効果を軽んじて考えておりました。生まれてから一度も手入れされていない私の「精神=脳」は荒れ放題で一朝一夕には整備できませんでした。その後何年もの間、飲酒、断酒、挫折、瞑想、怠け、の経験を繰り返した結果として「瞑想=精神の品質管理」というキーワードに辿り着いたのです。

「魔が差す」の対策にとって「精神の品質管理」が重要であることをお伝えしたかったので解説が長くなってしまいました。私は瞬間的に魔が差してしまうのは品質管理をしていない精神から生まれ易いのではないかと考えています。自分が今、バッターボックスに立っていてランナーがセカンドとサードにいる状況が見えれば次に何をすれば良いかを落ち着いて考えられます。人生を俯瞰できている状態です。

しかし、ススキや薮の中を駆け回っていたのでは瞬間的に現れた味方でさえもバットでなぐってしまうかもしれません。ここでいう味方とはあなたの人生そのもののことです。世間ではグラウンドの品質管理の重要性を解かずに競技そのもののテクニックを教えることが盛んです。しかしそれでは教えられた人を薮の中に放り出すことになって毎回挫折を経験させてしまいます。
(つづく)

 

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