1. 他人を攻撃せずにはいられない人
世の中には他人を攻撃せずにはいられない人がいる
「他人を攻撃する」という漠然とした概念を精神科医片山珠美氏は臨床研究をまとめた「他人を攻撃せずにはいられない人」という著書の中で人格破壊行為として具体例を上げて浮き彫りにしている。
2020年8月14日更新

攻撃欲の強い人というのは、暴力を振るったり、面と向かって暴言を吐いたりと、怒りや敵意をむき出しにする人ばかりではない。中にはこそこそと陰湿に相手を痛めつけることで、自らの攻撃欲を満たそうとする人たちもいる。そのほうが、精神的に与えるダメージが大きいからだ。そのやり方は実に巧妙に計算されている。ゆえに、周りからはその攻撃性が見えにくい。攻撃されている当事者ですら、自分がターゲットであることに気づいていない場合もある。
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世の中は善良な人達ばかりがお互いに助け合って生きていると信じたいという方は落胆するかもしれないが、残念ながら私達のまわりには他人を攻撃して相手を支配したいという願望を持った人達が必ずいる。職場・学校・地域コミュニティ・ママ友グループなどにおいて自分が攻撃の対象になったり、あるいは誰かが攻撃されたりしている現場を目撃した経験のある方もいるだろう。
2020年8月14日更新 |
◎幸せを破壊したい人たち
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次回以降の更新で詳細を明らかにするが、当該人物は私を操って「飲まない会を」支配しようとしていた。私がその事実に気がつくまで私は当該人物に洗脳されていたと言っても過言ではない。当該人物から聞かされた悲惨な生い立ちを疑うこともしなかった私は、「可愛そうな人が悪い人であるはずがない」と同情してしまった。まさかあのようにおぞましい攻撃的なブログを書くような人物だとは想像もしていなかったのである。正に私は当該人物にとって“鴨”だったわけである。 2020年8月14日更新 |
◎被害者面が得意
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2019年の正月頃からメルマガ読者達が利用していた掲示板で炎上が起きると「大丈夫ですか?」と当該人物から私宛にメールが届くようなった。メルマガの内容や断酒そのものを揶揄するような書き込みに手を焼いていた私は、心配してメールしてくれる当該人物に感謝するとともに、不審な書き込みがあったら炎上する前に知らせてくれるように協力をお願いした。しかしこれが大きな間違いの始まりであった。なりすましアカウントを作って炎上の書き込みをしていたのが、実は当該人物だとは全く気付いていなかったからである。 2020年8月14日更新 |
前の章(=第1章)でも述べたように、利害関係がはっきりしている場合は、まだわかりやすく、対処のしようもあるのだが、必ずしもそうとは限らない。ただあなたを壊したいという理由だけで、あなたを打ちのめし、あなたがやっていることを台なしにし、あなたの人格までも打ち砕こうとするような人間がいるのである。
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メルマガの読者が利用していた掲示板に「炎上の種」となるような書き込みがあると、「何もそこまで断酒を厳しくやらなくてもいいんじゃないか」という「機会飲酒賛成派」の人達が加勢に入って炎上が始まる。なりすまして炎上させていた当該人物は、まるで放火魔のように燃え上がる炎を見て面白がっていたのであろう。そして何食わぬ顔で掲示板を監視するための「コアメンバー会議」に出席していたのである。
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◎もめ事や不和
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同じ場所に集まるのが面倒な会議でも、現在はSkypeやZoomといった便利なネットインフラがある。当該人物の目的・意図を知らなかった私は当該人物をすっかり信用していたので、コアメンバーの定期会議以外にも「3年委員会」を創設して当該人物とのミーティングの回数を増やした。約半年の期間であった。
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◎彼らが使う7つの武器
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今回当該人物からアプローチを受けてメルマガの購読を中止したり、飲まない会を離脱していった人達は、ある意味で被害者である。当該人物といっしょになって私を誹謗中傷している人達もいる。自分の子どもが誰かのいじめに加担していたらやめさせなければならない立場の大人であるにもかかわらず。
2020年8月14日更新 |
一方、攻撃欲の強い人は、前の章でも述べたように、もめ事や不和を周囲に巻き起こす達人である。したがって、おとなしい人が、波風を立てないようにしようといくら努力しても、次から次へと問題が生じてくる。その結果、疲れ果て、エネルギーが枯渇していき、攻撃欲の強い人の思うままに操られる羽目になりやすい。
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当該人物がなぜ私を操ろうとしたのか、その目的と意図は詳細になるので、次回以降の更新で説明させて頂くことにする。
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◎羨望に突き動かされて
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今回私が遭遇したような例は決して特別ではない。攻撃欲の強い人達は欧米では人口の4%、日本国内では1%存在することが精神医学の研究で明らかにされている。(この臨床研究の論文については次回以降の更新で詳細に述べる)
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◎心の平安を保つため
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当該人物は飲まない会の代表である私を操り、実質的に自分が飲まない会を支配しようとしていた。しかし、飲まない会は入会も退会も無い。入会金も月会費も無い。そんなボランティア団体を運営していれば持ち出し(自腹)が増えるばかりで経済的にはデメリットだらけである。
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◎支配こそが究極の目標
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当該人物の洗脳力は一般の人達の想像を超えている。今まさに最後のマッチを擦って死にそうになっているマッチ売りの少女(少年)に騙されるとは誰も思わないだろう。このような能力は一朝一夕にして身につけられるものではない。
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◎スッとするために正義を振りかざす
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なぜ私が当該人物のターゲットにされたのか?
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このように一時的な弱みに巧妙につけ込むのが攻撃欲の強い人である。独特の嗅覚で、ターゲットになりやすそうな対象をかぎ分けて、不安や孤独を利用するわけである。ある種の新興宗教は、一家の主が亡くなったり、誰かが長患いしたりして困窮している家庭をターゲットにして信者を獲得しているという話を聞くことがあるが、これは、弱っている人ほどつけ込まれやすいという原則を踏まえた戦略である。
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私はブログや掲示板をプログラミングしてクライエントに納品する仕事をしていたが、自分自身がSNSで情報を発信をするという経験は少なかった。しかし当該人物は、20年ほど前から既に出会い系サイトで異性とチャットをしたり、リアルで会ったりしていたと3年委員会で語っていたから、私よりSNSユーザーとしてのスキルは何倍も上手である。
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◎暗示にかかりやすい人は“鴨”
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当該人物がSNSで私に誹謗中傷を始めたときから分かっていた。当該人物が「1. なぜ、こんなふうにふるまうのか?」「2. 一体何を恐れているのか?」「3. 何に対して劣等感を抱いているのか?」ということを。
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◎攻撃欲の強い人だって恐怖を抱いている
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過去に当該人物が今回と同様の方法で自分自身がターゲットから被害を受けたかのように振る舞い、当該人物の一面しか知らない“鴨達”を味方につけて、幾度となく自分の主張を押し通してきた可能性は否定できないであろう。過去の成功体験がモンスターを作り上げてしまったのである。
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◎弱さを知られていないことが最大の武器
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当該人物に協力している人達や当該人物から協力するようにアプローチを受けている人達は当該人物の行動を冷静に観察してみるべきである。
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◎まずは観察をしてみる
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私は当該人物と話し合う気などない。3年委員会の最後の頃に幾度となく3時間近くの言い訳を聞かされて心身ともに疲れ切ってしまったからである。日々の仕事と4本のメルマガの執筆を抱えているのに30分のミーティングを3時間も引っ張られたのではたまったもんではない。しかも明らかに作り話とわかるような言い訳ばかりである。
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◎根性曲がりにつける薬はない
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当該人物は明らかに私を見下していた。一度は私を洗脳し、支配下において操ることができたからである。当該人物が過去に幾多の人々を操ってきたように作り話でコロッと騙せたからであろう。
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◎理解してくれるかもしれないなんて甘い幻想
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当該人物が飲まない会の人達を調略している手口は、まずブログになりすましアカウントを作成してブログを公開している人達にリブログを仕掛けてくる。自分のブログがリブログされている事に気づいた人はリブログ元のブログを必ず見にいくことを当該人物は知っているからである。
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◎自分の考え方を変えるしかない
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当該人物のような「他人を攻撃せずにはいられない人」は生い立ちや育った環境によって人格形成されたものではないことを精神医学の研究が明らかにしている。詳細は次回以降の更新で明らかにする。
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◎できるだけ避ける
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さて、この論文を読んだ当該人物の信者達は、当然のごとく真偽を確かめるために当該人物に連絡するだろう。
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◎できるだけ話さない
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当該人物が自己のブログで私を糾弾した内容を公開するとき、当該人物の脳内には快楽ホルモンであるドーパミンが放出されているはずである。ブログの文面を見れば明らかだ。そして私のメルマガの購読をやめたり、飲まない会を離脱したりする人が出ると小躍りして喜んでいるのが私には想像できる。ドーパミンは依存症を引き起こすことが精神医学で明らかにされている。
2020年8月14日更新 |
◎やり返すことが必要な場合もある
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精神科医の片田珠美氏が臨床研究で明らかにした「他人を攻撃せずにはいられない人」は、今回私が受けている誹謗中傷を説明する上で大変参考になった。「他人を攻撃せずにはいられない人」が存在することは理解して頂けたと思う。
2020年8月14日更新 |
◎罪悪感から解き放たれるには
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◎更新履歴
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参考文献「他人を攻撃せずにはいられない人」 PHP新書 2014年2月20日発行
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